調味料

ギーとバターの違いは?食べ方や使い方のおすすめは?

タレントで愛用している人も多く、

美容やダイエットに興味のある人の間でも人気のオイル、「ギー」。

バターの代わりとして使われていることも多く、

バターよりもヘルシーで、ダイエット効果もあるとして注目されています。

 

世界三大医学の一つである「アーユルヴェーダ」で、

ギーは体に必要な油とされています。

古代からインドで使われているオイルであるギー。

バターとの違いや、実際に食べる時の使い方などについて、詳しくご紹介します。

ギーって何?バターの違いは?

ギーは発酵無塩バターから作られており、バターはクリームから作られています。

大まかにいうと、材料は同じで加工の仕方が違うのです。

 

バターには発酵バターと無発酵バターがあり、日本では無発酵バターが主流です。

無発酵バターは牛乳からそのまま作る製法によるもので、

一方の発酵バターはクリームに乳酸菌を加え、発酵させ、

その後脂肪分を分離させて作る製法です。

ヨーロッパでは、保存の意味から発明された発酵バターが多くを占めており、

ギーも発酵バターから作られています。

 

ギーはこの発酵バターを煮詰めて、タンパク質や水分、不純物を取り除いたもので、

溶かしバター、またはオイルと呼ばれます。

独特の匂いがありますが酸化しにくく、

さらに牛乳の成分である乳固形分やラクトース、ガゼインが取り除かれるため、

アレルギーのある人でも、食べたり体に塗ることが可能です。

 

さらに乳糖不耐症で、牛乳や乳製品を摂取すると下痢などの症状を起こす人も、

ギーは純粋なオイルなので問題なく食べられます。

 

風味はバターとそれほど違いはなく、純粋な乳脂肪なので

食べるだけでなく、アーユルヴェーダでは傷の治療やマッサージ、

またヒンドゥー教の礼拝にも使われています。

ギーの効果とは?バターとの栄養の違いは?

同じ牛乳から作られるギーとバターは、基本的な栄養素はどちらにも含まれています。

脂溶性のビタミンであるA、D、E、Kの中でも、

皮膚や粘膜の健康を保つビタミンAや、カルシウムの吸収に必要なビタミンDなどは、

ギーの方がバターより多く含まれています。

 

さらにミネラルも豊富で、カルシウムやカリウム、リン、亜鉛、

マグネシウムやナトリウムはギーにもバターにも含まれています。

 

発酵バターは比較的ナトリウムが多いとされていますが、

無塩発酵バターを使っているギーは、それほど多くはありません。

 

栄養価の部分では、バターもギーも含有量の違いはあれど、

含まれる種類にそれほど違いはありませんが、

ギーに含まれる飽和脂肪酸の中でも、特に注目すべき点は、

短鎖脂肪酸と中鎖脂肪酸が豊富だということです。

 

飽和脂肪酸は、エネルギーとして使われますが、

短鎖脂肪酸と中鎖脂肪酸、そして長鎖脂肪酸の3つに分けられます。

 

短鎖脂肪酸

エネルギーの代謝を増加させ、カルシウムや鉄分、マグネシウムなどの吸収に働く

 

中鎖脂肪酸

抗酸化力があり、脂肪の燃焼に働く

肝臓で消化されるため、胃腸に負担がかからない

 

長鎖脂肪酸

体内で固まりやすい

冷え性の人が摂取すると体に蓄積しやすい

食用油のほとんどが長鎖脂肪酸

 

コレステロールは体に悪い、ということから

オイルやバターの摂取は体に悪いと長らくいわれてきました。

しかしギーに含まれる短鎖脂肪酸である酪酸は、

腸内の環境を整え、免疫力アップや有害な菌の繁殖を防ぎます。

 

さらに中鎖脂肪酸は体にたまらずすぐにエネルギーに変換されるため、

体に負担をかけず、すぐに体力回復につながるため、

ギーの摂取は健康にも美容にも大きな効果があるのです。

ギーの食べ方!料理にはどう使えばいい?

ギーはバターと同じように料理に使うことができます。

バターより柔らかいので、料理はもちろん、無塩なのでお菓子作りにも活用できます。

 

油の代わりに

炒め物の油代わりに使ったり、そのまま茹でた野菜やサラダにあえるのもおすすめです。

ポップコーンに絡めても美味しく食べられます。

 

混ぜて使う

スープや味噌汁など、汁物に混ぜるとコクが出ます。

 

バター代わりに

パンやクラッカーに塗って使います。

ギーはペースト状なので、バターよりも塗りやすく、あっさりした食感です。

 

コーヒーのミルク代わりに

コーヒーに入れると、甘みがあるのでミルクの代わりになります。

牛乳が苦手な方にもおすすめです。

 

クッキーやケーキに

生地にバターの代わりに混ぜて使います。

そのままパンケーキに塗って食べてもいいですし、

焼く時の油の代わりに塗ることもできます。

 

ドレッシングの代わりに使うと、普通のオイルを使うよりもヘルシーです。

食べ物以外にも使える!ギーのおすすめの使い方

目元パック

コットンに湯煎で溶かしたギーを染みこませて、まぶたの上に乗せます。

ホットマスクのようにまぶたを温めてくれますので、疲れ目に効果的です。

コットンを取った後、残ったギーはそのまま目元にすり込むのがおすすめです。

 

乾燥対策に

ギーを肘や膝など、乾燥が気になる部分にそのまま塗り込みます。

ギーは吸収が早いので、洗い流したり拭き取ったりする必要はありません。

ただしべたつきが気になる時には、軽くティッシュで押さえましょう。

 

マッサージに使う際、ギーにジンジャーなどを混ぜると、

体を温めてくれます。

 

ただし肌が弱い場合などは、事前に二の腕の内側などに塗ってみて、

かゆみが出ないかどうかパッチテストをしておきましょう。

また顔に塗った時に、かゆみや痛みがある場合は、使わないようにしましょう。

 

まとめ

今話題のギーについて、バターとの違いや、

料理などのおすすめの使い方をご紹介しました。

いかがだったでしょうか?

 

料理やお菓子作りに使えるだけでなく、

マッサージや肌のケアにも使えるギーの万能さにはびっくりですね。

 

ギーは無塩発酵バターを使えば家庭でも作れますが、

清潔な環境で作らないといけませんし、手間もかかります。

まずは海外輸入を扱っているショップで、安全なギーを購入して試してみてくださいね。